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ジリジリ…
部屋中に目覚まし時計が鳴り響き鼻提灯がパチンと割れたように目覚まし時計と共に起きた。
「朝か…」
身体を起こすとしょぼしょぼした目をかくと大きな欠伸をした。
目覚まし時計の針は朝の7時を指していた。
俺は立ち上がり部屋のカーテンを開けると夏の“火の大陸(アルガンテ)”の特徴の一つで7時でもまだ少し薄暗いのだ。
しかしまだ薄暗いが“火精の街グランド・ブライバス”の住人や中に浮く魔法列車等は動き出していた。
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