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「まぁ…でも、さ。
一応理由聞きたいなー先生は。男の勘だけど…昨日、なんかあったんだろー?
あ、これ先生として聞きたいんじゃねーからな?」
「…どうせ、面白そうだとか何とか…、でしょう?」
「あは、バレた?
だって名波の甘酸っぱい青春ラブストーリーが聞きたいんだもん?」
久原先生は今までにないほどキモい顔を……いや、一応キモカワイイにしとくべき…?
とりあえずキモカワイイ顔で尋ねてきた。
しかも近いし。
「…………わかりました。」
とりあえず、諦めて昨日のことを先生に話した。
「…ふーん。
つまり、その名波の彼女の男友達?にムカついて彼女と同じ学校に行きたいみたいな感じ?」
「まぁ、ハイ」
あながち間違ってはないはず。
「いいねぇ…。
ドキドキの青春!みたいな感じ。先生も恋したーい……なんつって。」
先生は、吸っていたタバコを灰皿に一旦置き、
「俺はいいと思うよ。
応援する。」
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