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「‥は?」
いやいやいやいや、
「お前何言っちゃってんの?」
「光くんこそ何言ってんの?」
なるほど
そう返してくるわけか
「僕はそこらの人間なんて信じられない。
光くんがいいの!」
「‥‥っ‥/」
"光くんがいいの"
どうしちゃったの俺
相手は猫(多分)だっていうのにどきっとしちゃったぜ
ユウリにとってはそんな大した意味じゃないんだろうになあ‥、
「ねぇ‥お願い‥っ!
僕、もう1人になりたくないよぉ‥/」
そう言ってぎゅっ、と抱きついてくるユウリ
さっきまでの強気な感じとは全然違う
不安に満ちた表情だった
―‥こいつの過去になにかあったのだろうか
‥俺、ユウリのこと守りたい‥
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