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「あ、それとね光くん」
「なに?」
しばらく抱きしめあっているとユウリが口を開いた
「仮にも僕は猫なわけです」
「‥うん、」
猫だなんて思いたくないけどね
そこらへんはよ~くわかってます
「だから発情期なんてものもあるわけです」
「え、」
思わず抱きしめていたユウリを離した
え?発情期?
「まあ本来猫は発情期のメスのニオイに発情するみたいだけど‥僕だからね、うん」
(猫に詳しくないので作者調べました)←
僕だからねって‥どういうことだ
「僕みたいな特殊なやつ、いつでも発情期だっておかしくないじゃない」
「まあ確かに」
「そういうことだから
そっちのお世話もよろしくね、光くん?」
「‥‥‥‥」
にやっと笑うユウリに本当にこいつの面倒を引き受けてよかったのか、と疑問に思う俺だった
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