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電話をかけた結果がこれ、だ。
「拾いなさい」
「‥‥は?」
今こいつは何て言った‥?
「拾いなさい」
「いやだから俺猫無理なんだって‥
伊野ちゃんだって知ってんだろ、」
「わかってるよ」
「なら、」
「でも今そこにいるのはお前だ
光だって"ああ‥これ俺が拾わなきゃいけない感じかな‥"って思ってんだろ
だからお前が拾うしかない」
「いやいや‥
伊野ちゃん、助けろよ
お前が拾いに来いよ」
「俺には無理だ
何故なら愛しのじゃむとあんがいるからな」
こいつ‥‥‥、
「まあ頑張れよ、じゃあな」
そのひとことを最後に電話を切られてしまった
ああ、俺が馬鹿だった
なんであんな適当な奴に助けを求めたんだろう‥
「(しかも愛しのって‥)」
仕方ない、
明日までなんとか我慢してちょっと悪いけど高木あたりに押し付けよう
「(あ、でもあいつん家も確か犬がいたな‥)」
「にゃー‥」
俺は猫に触れないようにダンボールを持って家へと連れて帰った
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