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幸平「へぇ~。まだ彼氏がいないんですか。」
只今、2人の女性の愚痴を聞いています。
しあ「まぁ、女子が鉄道好きになる事が変みたいだからね~。色々言われたよ。」
らいか「私もです。」
幸平「まぁ、男性が多い業界ですからね。」
しあ「ねぇ。幸平くんはどう思う?女性が鉄道を好きになって、職場に就くのって。変かな?」
幸平「全く変じゃないですよ。むしろ素敵な事だと思いますよ?」
らいか「幸平ならそう言うと思ってた。」
出会ってまだ数時間しか経っていないのに、僕達は既に呼び捨てで呼び会う程になっていた。
幸平「それじゃあそろそろ寝ますね。二人とも。いい夢を。」
僕は、深い眠りに…
幸平「寝れない…」
僕はPSPを起動させ、音楽を聞いていた。
その時、隣から物音がした。
みなみ「あれ?幸平まだ起きてたの?」
幸平「みなみさん…ちょっと寝れなくて…コーヒーでも飲みますか?」
みなみ「ありがとう。ブレザーありがと。せっかくだし返しにきたの。」
幸平「明日の朝でも良かったのに。」
みなみ「ねぇ、幸平くんは好きな人っているの?」
コーヒーを天井に吹いてしまった。
幸平「いきなりどうしたの?」
天井を拭きながら聞き返す。
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