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 2010年、冬… 僕らは発情した。 1K六畳間の小さなアパートで、互いの体を貪り合っていた。 彼女は童顔で、可愛くて、そして何よりエロチックだった。 体は暖かく柔らかで、妖艶さに満ちていた。 性行為が終わると、彼女はよく眠るように笑った。 薄目を開いて、僕の頬をつついた。 だから僕もつつき返した。 また目を瞑り、キスをした。
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