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お前は副長 私は局長
運命分かつ哀れな親友
上を目指すその為だけに
お前は鬼に成る事に成った
募集で生まれた浪士組
仏の山南さんがいるからと
お前は浪士組の為に
鬼になって嫌われている
お前を鬼と言う人は
とても多いんだけれども
本当は照れ屋で優しくて
ただ不器用だけ何だけれど
お前は副長 私は局長
運命分かつ哀れな親友
上を目指すその為だけに
お前は鬼に成る事に成った
試衛館からの仲間の
沖田総司と言う人物は
鬼と言われるお前に
人に戻るきかいをあたえた
だけどお前はその事を
拒んで鬼を演じ続けた
人に戻れと言う願いを
祈っていた意味は無かったのか?
お前も人間 総司も人間
鬼と言われる狂おしき親友
「本当の鬼はもっと怖いぞ」
私は言った お前と笑い
もうすぐこの組は終わるだろう
回りに回った時空の中で
それが定めだと言うのならば
死ぬのはせめて私だけで良い
「お前は今どこに居るか」
「私を探して居るのだろう」
「だけど来ないで欲しいと思うのは」
「私の我が儘なのだろうか」
私は弱い 皆を死なせた
鬼を演じた悲しき親友
何故私が頭なのか
聞ける日はもうこないんだ
昔々在る所に
浪士組と言う組の中で
鬼と言われ続けていた
不器用で照れ屋な私の親友
俺は武士として死ねないが
(貴方は俺を恨んで居ないか)
皆を守れて良かったと思う
(恨まれても仕方がない)
俺は先に逝ってしまうが
(貴方は俺の迷いのせいで)
後の事は歳に任したからな
(死んだも同然なのだから)
お前は副長 私は局長
運命分かつ哀れな親友
上を目指すその為だけに
お前は鬼に成る事に成った
もしも生まれ変われる並ばその時は又傍に居て
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