蜜柑ノ娘

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昔々ある所に 酒の出費金多い国 頂点に君臨するは ロードローラーノ黄の娘 絢爛豪華な蜜柑達 じゃんけんに負けた弟君 ロードローラーはジョセフィーヌ 全てが全て彼女のもの 蜜柑が足りなくなったなら 全ての店から買い占めて 私に逆らう店長は 口に野菜詰める 「ああ、又出費金が増えた」 悪ノ華 蜜柑に咲く 甘い汁目をつぶし たった一人の酒豪は ああ、禁酒されたことを知らない 蜜柑の娘が恋するは 海の向こうのバカの金 だけども彼は隣国の ネギの盗っ人に一目惚れ ネギ臭さに狂った王女 ある日召使呼びだして 震えた声で告げました 「緑のネギを滅ぼしなさい」 幾多のネギが焼き払われ 幾多の臭さが消えていく 喜ぶ人々の歓喜は 王女には届かない 「あら、おやつの時間だわ」 悪の華 ネギには咲かん 絶対断言できる おやつの時間にいもけんぴ 嗚呼、ブリオッシュを偶には食べたい 悪の禁酒を無くすべく ドッキリ企画は始まった バカイトと言われた王子に ネギを焼かれた娘も居る 酒が飲めず溜まった疲労 世界中を包み込んだ 長年の計画で疲れた 兵士達は全て知ってる 遂に蜜柑畑囲まれ 蜜柑達も逃げ出した 何故だか蜜柑の王女様 蜜柑を食べている 「蜜柑って最高だおww」 悪の華 ちょっとズレてる捕まった時蜜柑 食っているのはただ一人 ロードローラーの黄の娘 昔々ある所に 酒の出費金多い国 頂点に君臨してた 少しズレてる蜜柑好き 処刑の時間は午後三時 ドッキリ企画は終幕へ 王女達にきずかれぬよう 断頭台の刃物をプラにww 遂にその時はやって来て ドッキリ終わる鐘が鳴る 民衆などに混じる王女は 変装下手すぎる 「おい、あれどんだけ下手なんだ」 蜜柑の華 可憐に散る そう思っていた王女 目の前に出された看板 嗚呼、ドッキリ企画大成功
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