2章 私の言葉

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坂本さんが案内した部屋は、どことなく懐かしい部屋だった。 って言っても、なんとなくだけど… 部屋の造りはすごくシンプルで、なんだか和って言葉が良く似合う部屋だった。 「まぁ、そこに座れ。」 坂本さんがそう言ったので、座ることにした。 「わしは、まだお前を信用したわけではない。だからなぜお前がここに居るのかを説明してほしい。」 !? 私がここにいる理由? まるで、前にあったかのような言い方に私は少しだけ疑問をいだいた。 「さっき、あの場所で会う前に、私は学校に行ってました。それから、あの蔵に行ったら鏡が置いてあったんです。その鏡を取った瞬間…」 「この時代に来てしまったと、、、」 私が言おうとしてたことを坂本さんが言ったので、少しだけびっくりした。
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