1章 入り口

4/15
前へ
/19ページ
次へ
そう、流架はすごく毒舌になることがあった。容姿はとてもいいのに。その毒舌さは一目惚れと言うと現れる事が多かった。 草むらに隠れている私を見つけ、流架は 「もしかして、見てた?」 と言ったので 「見てました...」 と言った。 流架は怒らなかったが逆に、ああいうのはもう勘弁してほしいわと言っていた。それが言える流架が羨ましいよ!!と思い私たちは教室に行った。 教室はほとんどの人が来ていた。 ガラガラ――……… 「みんな座れー。今からホームルーム始めるぞ。」 と担任が入ってきた。 担任は自己紹介をして、私たちも自己紹介をした。 「これでホームルームは終わるぞ。各自適当に帰れよ。」 と言うのを聞き、適当な人だと思った。 私と流架は教室をでて、学校の周りをぶらぶら歩く事にした。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加