1章 入り口

7/15
前へ
/19ページ
次へ
ふぅーー やっと家に着き、ベッドに横たわった。 さっきの蔵なんか不思議な感じだった。なんだろう?なにかがあるような? まさかそんなはずないだろ!!と強気に考えた。 …………ちゃ……… 遥ちゃ…………… 遥ちゃん起きて!! えっ――――……… ガバッ―……… えっ何? 「もう朝だよ!!早くしなきゃ遅れちゃうよっ。」 あぁー流架か。焦った、って言ってる場合じゃない。もう8時だ。 「やっばー。起こしてくれてありがとー。てかなんでここにいるの?」 「それは、遥ちゃんが待ち合わせ場所にこないからでしょ。もう急いでよ!!」 と流架はやや焦りぎみに言ってきた。 はぁー間に合った。 「もぅ、遥ちゃん今度から寝坊には気をつけてよ。」 と言われ、ごめんごめんと言った。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加