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こんなの 全部 ウソ。 一緒に帰りたいし、 まともに歩けない私を支えてほしいとも思ってる。 だけど… あんなに楽しそうに本条さんと話す武井くんの声を聞いたばっかりに 自信なんて 1%も消えちゃった。 それに まだ本条さん近くにいるかもしれないし… まだ部活時間。 用とかがなければこんな早い時間に 武井くんが帰るわけない。 それでも 武井くんに甘えようと 彼のさしだす手を握ってしまう私。 もう、 どうでもいいや。
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