落ちこぼれの魔剣士

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 僕は今、レイジ君と一緒に食堂に向かっていた。  「レイジ君、助けてくれてありがとう。」  「別にいいって、気にすんな。それよりクロス、いい加減君付けはやめて呼び捨てで呼んでくれよ。昨日言っただろ」  「確かに昨日言ってたけど…本当にいいの?こんな僕が」  「いいに決まってんだろ。俺達友達なんだからさ、君付けじゃよそよそしいじゃん」  「わかった。これから呼び捨てで呼ぶね。レイジ」  「あぁ、おっ、食堂着いたぜ」  僕達は食堂の中に入り、注文を取ったあと、席についた。  しばらくした後、注文した物が運ばれてきた。 ちなみに僕は鮭定食、レイジく…いや、レイジは特製ハチミツ入りキムチチーズバーガー?…だ。  …正直言ってまずそう…  だけどレイジは、それをおいしそうに食べている。  「レイジ、それ…美味いの?」
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