運命

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「えっーと…なんだっけ? てか願拓でいーから」 『なんか…その悪くない?』 「なにが悪いの?それとも名前で呼ぶのがイヤなの?」 な…なにを言ってるの?この子は イヤなわけないじゃあない!! むしろ呼びたいけど、恥ずかしくってそんなことできない でも、小山君が名前でいいっているんだし、せっかくだし 『じゃあ、名前で呼ぶね?』 「おう!」 『が…がん…願拓?///』 「よく言えました♪」ニコッ。 そのスマイルは反則でしょ~ 私、倒れますよ? 『私を呼ぶのも名前でいいから』 恥ずかしいすぎる…願拓かぁ なんか、名前で呼び合うとか カノカレっぽくない? 「わかったー心姫♪」 『なっなに!?』 いきなり、名前で呼ばれたから びっくりして大きい声で返事をしてしまった… 「俺が聞きたいよ… 哀坂・小山、俺の話聞いてたか?」 『「スイマセンでした。 聞いてませんでした…。」』 「仲良いのはいいが、ちゃんと話は聞いてくれ」 『「ハイ」』 先生に注意されたから クラスのみんながこっちを振り向く。奈々姫は、お腹を抱えて笑っていた てか、先生話してたんだー
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