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『めちゃ、かっこよかったー』
まだ顔が熱い
「心姫って、あーいう顔好きだよね」
『うん。てか、名前聞けば良かったな。何年生だろ…』
「うちらと同じ一年生だよ?」
『一年生かぁ。クラス一緒になれるかな?』
同じ学年にあんなイケメンがいるなんてラッキーすぎぃー!!そして、同じクラスで…ふふ。あれ?ちょっと待てよ?
なんで奈々姫は知ってんだろ…
「名札見ればわかるじゃん。うちの学校ってさ、学年ごとに色が違うじゃん?一年はピンク。二年は赤。三年は黄色。知らなかったの?」
『そうなんだ…知らなかったーだから、名札がカラフルなんだ!って、なんで私の心の声が聞こえるの!?』
「イヤー、だって声にでてたよ?全部。クスクス」
私は周りを見渡してみる
他の一年生が私を見て笑っている。恥ずかしい!声にでてたなんて…
「ドンマイドンマイ。そーいうこともあるよ。そんなことより、教室へLet's Go~!!」
私は、顔を真っ赤にしながら奈々姫と教室に向かう
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