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運命
教室に入ると黒板に太い字で
“男子は青い箱、女子は赤い箱から、紙を一枚ひいてそのひいた番号の座席に座ること!!”と書いてあった
字てきに、このクラスの担任は男の先生だろうと思った。
「心姫も早くひきなよ」
『あ…うん』
奈々姫はもうひいたようで、右手に紙を持っていた。まだ、中はあけていないらしい。
私は、手前にある紙をひいた。
「ひいた?」
『ひいたよー』
「じゃあ、せーのであけよう」
『「せーのっ』」
私の番号は29番。
奈々姫は10番。だった
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