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店員『お客様、気をたしかに！それはサイドメニューの欄です！』
えええええ、俺、超恥ずかしいじゃん！
えっ ちょっと待って！
すごく帰りたい！
あー もう店員の顔見れねぇよぉぉぉ！
なんだか、坂本さんのため息が聞こえたような気さえした。
冷静になって考えてみると、サイドメニューにしても 茶碗蒸しとたくあんだけっていうのは ちょっと変だよな...
店員『えっと...コーヒーゼリーでよろしいですか？』
谷口『うおお！びっくりした！急にどうしたんすか、言ってないよ そんなこと！』
店員『あっ そうなんですか？』
谷口『そうです！すぐ決めるんで、ちょっと待っててくださいよ！』
そういって、もう一度メニューを開いた。
もう さっきみたいなヘマはしない！
メニューには こう書かれていた。
《メイン》
・麺類
ひもＱ 醤油
ひもＱ 豚骨
ひもＱ 季節の野菜を添えて
ひもＱ トマトソースあえ
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俺は最後まで読まずに メニューを閉じた。
谷口『ひもＱしかねぇぇぇぇ！てか ひもＱって麺類じゃないだろ！ひもＱを、トマトソースであえるなよぉぉ！』
全力でつっこんだ。
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