谷口 正彦

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    店員『麺類にご不満なら、米料理はどうでしょうか?当店、米料理には自信があるので。』   谷口『ラーメン屋なら 麺類にも自信持ってくださいよ!』     そう言いながらも、一応 メニューの 米料理 の欄を見てみた。         ・米料理 おはぎ 醤油 おはぎ 豚骨 おはぎ 季節の野菜を添えて おはぎ トマトソースあえ       ----------       ...俺は、感情を爆発させた。       谷口『メニューのかたよりぃぃぃ!えっ、何?この店では ひもQとおはぎと茶碗蒸しとたくあん しか食えないのかよ!』     店員『お客様の要望があれば、コーヒーゼリーも出せますが。』     谷口『もういい、わかった!コーヒーゼリーと茶碗蒸しください!』     あれ?なんで俺 注文してるんだ? 勢いって怖い。       店員『かしこまりましたぜぇぇ お客様ぁぁ!』   谷口『なんすか そのテンション。』   店員は俺の呟きを無視して、後ろを向いて活気よくこう言った。     店員『オーダー入りました!ゼリー1、茶碗1!』     あっ 流石に店員は一人じゃないんだ。     店員『まっ、後ろには誰もいないんですけどねっ♪』     ぐおおおおお、 すげぇ むかつくううう!    谷口『そんなお茶目いらないから、早く作ってくださいよ!』   店員『はいはーい♪少々お待ちをー!』       店員はそう言って、厨房へ入っていった。      
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