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唯香は真理子にとあるサイトを紹介した。
唯香『私この間ここのチャットで話した人に紹介されたんだけど、「疑似パートナーレンタルサービス」って知ってる?』
(「疑似パートナーレンタルサービス」!?)
真理子は聞いた事が無かった。
チャットで聞いた事が無いという事を発言した。すると、唯香があるホームページのアドレスを貼り付けてきた。
唯香『ここがそのホームページみたいなんだけど、無料で夫婦生活のあっちの方の悩みを持っている女性達の相談に乗ってくれたりする集団みたい。うさん臭いから私はまだ試してないけど。』
(へー。そんなのがあるんだ。)
唯香『個人情報の管理はしっかりしてて、利用するのも完全紹介制らしいんだけどね。こないだ試した人の話聞いたら「とにかくすごかった!」て。何がすごかったのか分からないけど、そっちの方の悩みを気にしなくなって、旦那さんとも仲良くやって明るい方向にいきつつあるみたい。』
(一体どんなサービスなのかしら・・・。)
真理子は何となく気になった。
唯香『あなたに紹介したこの機会に、先に私がどんなのか体験してみるね。』
唯香が発言した。
(そんな得体の知れない所に・・・。怖い目にあったりしたら危ないわ!)
真理子は唯香が心配で試さなくていいという事を伝えた。
唯香『大丈夫。使った人も無事だったし。結果を後で教えるね。私毎日のようにチャットに来てるから、使ってみた後にまたあなたに会った時に教えるわ。それじゃあ、今日はありがとう。またね。』
そう発言して、唯香は退室してしまった。
(行っちゃった・・・。唯香さん大丈夫かしら・・・。)
真理子は唯香が心配だった。ふと、唯香から教えてもらったホームページのアドレスが目に入り、何となくメモに取って雄介に見つからないような場所にしまった。
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