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その後、真理子は色々と忙しく、チャットに中々入室する時間が無かったが、唯香の事は気にかけていた。
唯香と話してから二週間程経ったある日、仕事が休みだった真理子は久しぶりにチャットに入室した。すると、唯香がいた。唯香は真理子が入室したのを確認すると、「秘密の部屋」のチャットルームに移動するよう促した。
真理子と唯香は2人だけになると、早速唯香が本題を切り出した。
真理子は唯香に大丈夫だったのか尋ねた。
唯香『大丈夫だったわ。他の人がとにかくすごいって言う意味が分かったわ。私一回だけ試してみたけどハマりそう。別に何かを強要されたわけでもないし、こっちの意思を尊重してくれるし。あっちの悩みも吹き飛ぶくらい満足しちゃった。
』
真理子は「疑似パートナーレンタルサービス」が気になり出した。
唯香『○○さん(真理子のチャット上のハンドルネーム)も一度試してみたら?一回使ったからって、また利用しろとか強要される所では無かったわ。』
唯香の言葉が引き金になったのか、真理子の中で何かが弾けた。
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