疑似パートナーレンタルサービス

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真理子はドキドキしながら連絡を待った。 夜、夫が帰宅し、何事も無かったかのように平静を装って出迎え、夜もいつも通り過ごした。 その夜、タイミングが良かったのかどうなのか、丁度雄介が入浴している時に真理子の携帯にメールが来た。 疑似パートナーレンタルサービスのスタッフからで、内容は申し込みのお礼と、真理子の都合のいい日にスタッフが会いたいという物だった。 真理子は来週の水曜日が休みで、日中は雄介が仕事でいないので、その日を伝えた。 その後、また返事が来て、時間は14:00で場所は駅前のカフェで待ち合わせする事になった。
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