序章

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「簡単に言えばそうじゃ」 笑いながら言う。 華加は少し考え答えを出した。 『分かりました。但し物は用意してください。私が今から言う物を………しなければ私は地獄に行きますから』 と脅して言ってみた。 それが案の定良かったらしく 「分かったから地獄はいかんといてくれ!」 とあっちからお願いされた。 『条件は……………銃2丁、刀(妖刀)、脇差し(妖刀)、着物(女物2枚、男物袴2枚、着流し2枚)、労咳の薬、あと、付き人二人。これだけ条件を満たしてくれたら良いよ』 神様はその条件を聞き承諾した。 「お前さんと一緒に飛ばす時に隣に落ちていると思うからその風呂敷の中に入れとく。 あと、付き人二人は人か?」 『人二人。』 と答えた。 「分かった。おまけに付き人を動物一匹置いとく!多分役に立つだろう。」 『分かった。』 素っ気なく返すと 「じゃあ幕末に行ってらっしゃい」 と神様に見送られた。
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