序章

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「ね~聞いてる?華加。」 と美奈子肩を揺らす。 『聞いてる……新撰組がどうとかだろ?』 やる気無しに答える。 「新撰組がどうとかじゃなくて新撰組の一番活躍したのが“池田屋事件”って話をしてたんだよ。本当に華加は幕末に興味無いのね。勉強抜群なのに……」 と呆れた顔で言う。 「って言うかその言い方変えたら?男みたいよ?」 ワコが指摘する 『私はこっちの方が喋りやすいんだ。』 「ワコ…今更指摘しても直らないってそれに女の子からモテモテだし……」 ニヤニヤしながらこちらを見て言う。 『女にモテた所できもちわるいだけだ。』 ときっぱり言う。 (絶対女の子傷付くよ(作者)) 「話を戻して新撰組と長州らの活動を書いたんだけど合ってる?華加。」 美奈子がノートを渡してくる。 華加は仕方無く見ることにした。 ノートの題名……… 一冊目【新撰組LOVE】……華加は呆れた。題名がこれで良いのかと疑ってしまう。まあ、多分新撰組の事を書いているノートなのだろうと無理矢理解釈した。 ノートを開けてみると、新撰組が作られた壬生浪士組の所もきちんとまとめられている。
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