転校

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「かっけぇな~…。一人も正体知ってる奴居ねぇんだってさ~…」 いや、兄貴と親父は知ってる …………っと、ボロが出そうなんで逃げよう 「トイレ」 「あぁ。」 「…これ、いつ授業始まんだ。」 「ねぇよ。全部自習」 なぜ? と思ったけどボロが出そうなんで。 「じゃぁちょっと散歩してから帰ってくる」 「あぁ。じゃぁまたな!」 「あぁ。」 で、俺はさっさと扉を開けた 「……って!結局どこの族なんだよ!」 …あ…気が付いたら他の奴らみんな居ねぇ… ……なんか、ずっとコーヘーといた気分 なんて考えながらも俺は妖しく笑みを作って言った もうキモくても何でもいいし 「ヒミツ」 ガラガラッ…―パシン 暑!! でも耐えて、俺は適当に歩き出した ……そういやここに転校してきて、クラスの人数にびっくりしたなぁ… 「四人しか座ってねぇんだもん(笑)」 つまり俺を足しても五人。 Sクラス。マジどんなクラスだよ 「ん~………」 まぁ……それの解明は、 散歩の後でいっか… ポッケにはダンディに貰ったパンフレットもあるしね
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