3759人が本棚に入れています
本棚に追加
「かっけぇな~…。一人も正体知ってる奴居ねぇんだってさ~…」
いや、兄貴と親父は知ってる
…………っと、ボロが出そうなんで逃げよう
「トイレ」
「あぁ。」
「…これ、いつ授業始まんだ。」
「ねぇよ。全部自習」
なぜ?
と思ったけどボロが出そうなんで。
「じゃぁちょっと散歩してから帰ってくる」
「あぁ。じゃぁまたな!」
「あぁ。」
で、俺はさっさと扉を開けた
「……って!結局どこの族なんだよ!」
…あ…気が付いたら他の奴らみんな居ねぇ…
……なんか、ずっとコーヘーといた気分
なんて考えながらも俺は妖しく笑みを作って言った
もうキモくても何でもいいし
「ヒミツ」
ガラガラッ…―パシン
暑!!
でも耐えて、俺は適当に歩き出した
……そういやここに転校してきて、クラスの人数にびっくりしたなぁ…
「四人しか座ってねぇんだもん(笑)」
つまり俺を足しても五人。
Sクラス。マジどんなクラスだよ
「ん~………」
まぁ……それの解明は、
散歩の後でいっか…
ポッケにはダンディに貰ったパンフレットもあるしね
最初のコメントを投稿しよう!