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青い空が続いてた。 雲一つ無い青いキャンパス。 千紗は屋上から金網に寄りかかり、空を眺めてた。 下からは運動部の掛け声と、帰宅する生徒達の談笑。 何ら変わりない日常。 千紗は退屈であくびした。 「ふぁ~~ぁ」 肩までの黒髪が夏の蒸し蒸しと湿度を帯びた風に揺れていた
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