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雪の野原にて
あぅ!
ひょいと摘みあげられて
ワン子は!ワン子は!
グツグツと煮込まれたカレーの鍋に・・
あ・・いい匂い・・
なんて!言っている場合ではない!ワンワン☆!
どぼ~ん!き・き・きゃあ~!
あ・・麗しい金の髪のお姫様・エイルさん・・
ワン子はカレーの具材になりました・・
・・・
・・・・
おたっしやでぇぇ
きっと・きっと・あの鬼瓦のような目つきの悪いアーシュさんとラヴラヴで幸せになるだろうな・・
ひんひん・・しくしく(;_;)
ブチュ~
あれ・・唇に変な感触
雪だ・・目を覚ますと
ワン子は雪の野原にいる・・
え!夢!夢だったのか!ワンワン☆
そして!
ワン子の唇には・あ!あ!アーシュさんの唇がのっかてますが!情熱的キス
う!う!うぎやあ!ワン!
う!ゴックン☆
何か飲みましたが
やれやれ・・まったく・
手間のかかるワン子だよな・・
冬衣に身を包んだアーシュさんは迷惑そうに つぶやきました・・
ワン子は!この寒い雪の野原で 気を失しなって目を回してたんだよ!
で・・仕方なく!この気つけ薬を 俺が飲ませた・・
・・よりにもよってアーシュさんに・・ですかワン?
泣きそうに小さな声で
呟くワン子
大丈夫?
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