4人が本棚に入れています
本棚に追加
ダンテ「どうした?こいよ…。バケモノ…。」
ルシエルは、"バケモノ"と言う言葉に、反応し、ダンテに、切り掛かる。
ルシエル「ハアァー!」
刀の交じり合う金属音と空を切る斬撃音が、響き渡る。
「ガッキィィン!」
「ザッシュ!」
「キィィーン!」
攻防が続く…。
ダンテ「そんなものか、あんたの力は?」
すると、ダンテが、少し間合いを取り溜めを作った。
ダンテ「これは…。どうかな?"飛点跳刃剣 速剣鎌いたち"」
斬撃は、一瞬の出来事だった。
その斬撃は、風の様に速く、鞭の様にしなり、ルシエルの肩をかすめたのだった。
斬撃音(ザッシュッ)
斬撃を受けて、肩から血を流すルシエル。
そして、床に手を着く。
ルシエル「クッ…。」
ダンテ「あんたが、本気で来ないからだぜ。」
ルシエルは、ゆっくりと立ち上がる。
その時、ルシエルの眼は、蒼い眼から、紅く深紅に、変わっていた。
ダンテ「…その眼の色は…!?」
ルシエル「…目標を…破壊する…!」
疾風の如き動きで、切り掛かる。
(ガァッッン!)
弾き飛ばされるダンテ。
ダンテ「クッ…。そうだ…。これを待っていたんだ。」
最初のコメントを投稿しよう!