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西暦4×××年…。
これまで、エネルギーとしていた、地下資源が、無くなり…。
地上では、力の衰えた政府、力を蓄えてきた企業、戦いを仕事にする者、何かを守る為に戦う者…。
などの世界規模の紛争が繰り返されより激しさを増していた…。
荒れ果てた荒野、過去の遺産、朽ち果てた建物、
地上では、企業による新エネルギー"プロミネンスマテリアル"(燃料石)の採掘そして、マテリアルの使用による毒性の強いプロミネンス粒子の影響で人々の身体は、蝕み木々や植物などは、消え失せようとしていた…。
(砂埃の交じった風が吹き付ける)
「びゅゅ~。」
………。
(足音)
「ザ、ザ、ザッ。」
?「ここも、もうダメだな…。」
無線(ザ~ザ~ガガッピッ!)
無線(アーアーこちら、"アシュフォード"、そちらの様子はどうだ…。)
無線(ガガッピッ。)
?「こちらも、ダメみたいだ。今から帰還する…。」
?「…………!?」
(バシュッ!シュー!ドガァン!!!!」
何処からともなく放たれた砲撃!。
(ドガァン!)
立ち上る砂煙り。
?「………クッ!」
政府の軍隊 がスピーカーを手に、叫んでくる…。
政府軍兵士「君は、完全に包囲されているっ!武装を解除して、投降しなさいっ!」
………。
?「………。政府の人間か…。」と、背中の大剣に手を掛ける。
政府軍兵士「あの、身の丈を越えるほどの大剣、間違いありません、奴です。」
…。
政府軍隊長「…。よし、奴を捕らえよ!」
多数の銃口が向く。
政府軍隊長「撃ていっ!!!!」
(ズッダダダ!ガンッ!ガンッ!ガンッ!ガガッ!)
再び砂煙りと、銃煙が巻き上がり、包んだ…。
…しばらくして砂煙りの中から、獣のような鋭い眼が、政府軍を捕らえた。
(ザッ!ザッザー!)
軍隊の真ん中に、疾風の如く飛び入り、大剣を、振り回す。
それは、一瞬の出来事でとても人間技とは、言いいえない程の動きだった。
政府軍兵士「は、速いっ!?グワッ。」
弾き飛ばされる、政府軍兵士達。
隊列が、一気に崩れた。
政府軍隊長「な、何ぃぃ~!?」
軍隊長の喉元に、大剣が突き付けられた。
政府軍隊長「クッ!…。」
?「……。お前達は、何の為に戦う…?。」
軍隊長「…。何の為…だと…。」
?「お前達が、やっていることは、人々を苦しめている…。」
政府軍隊長「ハンッ、我々は、この世界の、治安の為、安定の為、それに、反発する者は、全て排除する、その命令に従うまで何が悪いのだ…。」
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