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それからまた、しばらく休み、 風にあたる為に外のテラスに出る。
外に出ると、きゃきゃっと遊ぶ子供達の声が聞こえた。
女「いいところでしょ。ここ。風も気持ちよくて、ここからだったら、この街を遠くまで見渡せる。」
?「あぁ、そうだな。」
女「ここには、紛争によって家を無くしたり、行くとこが無くなったり、した人々が集まってるの。けして高価な、ものがあるわけでもなくて、けして、恵まれているわけでもないけど、ここには、笑顔や暖かさがあるんだよね。」
女「あ、そうだ!私ソフィア…″ソフィア・ティファニス″あなたは?あなたの名前。」
?「俺は…。″ルシエル・スカイクロア″」
ソフィア「へー。素敵な名前!」
と、両手を合わせて、目をキラキラさせる、ソフィア。
ルシエル「…あの老亭主は、…。」
ソフィア「あーおじいちゃんのこと?
おじいちゃんはねー。名前は、ルドルフ・シャイディーと言って何処にも行くあてのない私を、おいてくれてるんだよね~。何か昔は、軍にいたとか言ってたけど~…。」
その時、ルドルフが、遠くから、ソフィアを呼びつける。
ルドルフ「お~い。ソフィー、作戦会議じゃ。降りて来るんじゃ。」
ソフィア「はーい。今、行きます。」
ソフィア「ゴメンね。おじいちゃん呼んでるから。」
そういうと、作戦会議のある場所に向かう。
作戦会議室は、″酒場ムーンアッシュ″の地下にありソフィアは、そこに向かって行った。
[作戦会議室にて]
ルドルフ「あーおほんっ。今回の会議は、最近の企業の動きを確認する為に集めたのじゃが。」
ルドルフ「それと今一度、拡大し続ける企業の勢力図を確認しておこうと思うてな。」
と言うと。机の上に、巨大都市″東京ミッドシンフォニー″の地図が広げられた。
東京ミッドシンフォニー…。
この都市は、″プロミネンスマテリアル″(燃料石)の、採掘、エネルギーの抽出を行う企業、 ″マティーニミッドガリアコンツェルン″を中心にした都市である。
その周りには、大小の企業が綱なり、名が知られる所では、西方に、″ララクヲォンツェル″と呼ばれる、エネルギー開発、太陽光発電、宇宙開発などを行なっている、表向きは環境保全な優良企業であり。
東には、化学会社″ケミカルダイン″さらに、他にもいくつもの企業がある…。
そして、北に巨大な官邸を構える国家政府も、裏では、企業との癒着があることは、明白とも言われている…。
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