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ルドルフ「さてと、今回はじゃな…マティーニのプロミネンスマテリアル精製パイプラインである、東口工場を襲撃する!のじゃが。」
「バタンッ!」
(ドアを開ける音)
ルドルフ「お、来たようじゃな。」
すると、一人の大男が勢いよく入ってきた。
屈強な肉体、体には、無数の傷跡…。
名前は、"バリス・ウ゛ィン・ディーゼル″と言い。
反発活動の、リーダー的存在。
バリス「おい、じいさん今回は、派手にやっていいのか?」
ルドルフ「あぁ、そうじゃ。今回は、精製工場に侵入しパイプラインを爆破する。」
バリス「腕がなるぜー!!」
ソフィア「もうっ怪我だけはしないでよねっ。」
…。それだけは、やめていたほうがいいな…。
「…!?」
そこには、ルシエルがいた。
バリス「誰だ!?」
ソフィア「…ルシエル。」
ルシエル「すまないが、話は聞かせてもらった…。」
バリス「どうやって入ってきた!?」
ルシエル「あんたの、後を着けてきた。」
バリス「何にぃ~。」
ルドルフ「まあまあ、よいじゃないか。」
ソフィア「でも…。ルシエル何で、やめていたほうがいいの?」
ルシエル「それは、死ぬからだ。」
「プロミネンスマテリアルのパイプラインを爆破すれば、毒性の強いプロミネンス粒子が飛散する…。それを大量に浴びればまず助からない…。万が一粒子を避けれても、引火性の強い粒子に、火が付けば大爆発を起こす…。」
一同「………。」
ルシエル「…危険を省みずそれだけのことをするメリットは何処にある?…。」
バリス「メリット…だと…。」
一同黙り込む。そして、バリスがゆっくりと口を開いた…。
バリス「俺達は、これまでマティーニに、苦しめられてきた、プロミネンス粒子の影響で、街に、病気が蔓延し、家族、友人、そして、恋人まで、失った…。
だから…俺達は、マティーニを許す訳には行かない。だから俺達の手で制裁をくだす!」
バリスは、強く拳を握りしめながら話した。
マティーニを恨む、強い気持ちは、ここにいる一同、同じだった…。
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