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てるてる坊主
「てるてる坊主てる坊主明日天気にしておくれ」
ここまでは一般的に広く知られている部分ですが、その続きをご存知ですか?
「晴れたら金の鈴あげよ甘いお酒をたんと飲ましょ。それでも曇って泣いたならそなたの首をチョンと切るぞ」
A君は、遠足の前の日にてるてる坊主を作り、翌日が晴れになるよう祈りました。
しかし遠足当日の朝は土砂降りの雨、遠足は予備日まで延期。
A君は歌になぞらえてるてる坊主の首をハサミで切りました。
遠足の予備日の前日、A君はまたてるてる坊主を作り晴れを願いました。
翌日は見事に晴れ。
しかしA君は、出かける前にてるてる坊主に金の鈴をあげませんでした。
その日、A君達を乗せたバスは事故に遭い大破。
見つかったA君の遺体は、首があり得ない方向に折れ曲がっていたそうです。
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