君に贈る愛言葉
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突然蓮次が俺の手を握る。 驚いて顔を上げれば真剣な表情をした蓮次と目が合った。 思わずドキドキしてしまう。 「……浦正」 「な、なんだよ」 ヤバい。 心臓がうるさい。 「……俺に、言うことない?」 「……蓮次に?」 「そや」 もしかして。 「勝手に数学の宿題写したの怒ってる!?」 ズゴッ 「ん?」
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