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ﾌﾞ-ﾌﾞ-ﾌﾞ-ﾌﾞ-…
あまり鳴ることのない携帯にメールが届いた
…誰から？
《氷室 暁様。○月○日にゲームを開催します。もし、時間が空いていましたらどうぞ、ご参加下さい。応募方法は返信で名前を書いて送ってください。場所は…》
…興味ない…
やる気ないし…
《…やりたいな、僕は》
頭の中のもう１人が言う
「黙れよ、豹」
《冷たいなー…暁は…僕だってたまには代わって遊びたいんだよー》
「俺は、いやだ」
《ねー…お願ーい。良いじゃん、暇でしょ？》
「……………はぁ…」
《ダメ？こんな怪しいメールだけど、こんな機会がなきゃ僕代われないしー》
「………………」
《ゲームやりたいなー…暁が代われって言ったら必ず代わるから》
「…………静かにしてろよ？」
《いいの？ホントに？》
「宛先不明なメールだが…なんだか楽しそうじゃないか。物は試しだ、やってみたらいい」
《…ありがとうっ、暁!!》
俺はもう１人の人格、豹には甘いらしい
いつもこうだ
ため息をつきながら返信をする
しかし、なんで俺のアドレス知ってるんだ？
ｶﾁｶﾁ
氷室 暁 ﾋﾑﾛ ｱｶﾂｷ
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