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広い道を青いバイク――――――マシンディエンダーが疾走する。
「ここかぁ……オーズの世界は。」
エンジンを止め、軽やかな身のこなしでバイクから降りる青年――――――――海東 大樹は月の光に照らされた夜の町並みを見ながらつぶやく。
「この世界のお宝は……君が持ってる……コアメダルだったかな?違うかい、カザリ君?」
海東は誰かに話しかける。
その相手――カザリは、海東から少し距離をおいた後方に現れた。
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