怪盗とお宝と屈辱

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同時に動き出す二人。 ディエンドの銃弾をかわしながら、カザリはディエンドの懐へ突っ込む。 咄嗟にかわすディエンド。 「なかなかやるね。でもこれでどうかな?」 そう言うとディエンドは2枚のカードを取り出す。 『カメンライド……イクサ デンオウ』 距離をおいたカザリとディエンドの間に、イクサと電王ガンフォームが現れた。 「わーッ!ネコさんだー!ねぇねぇ、僕と遊んでくれるよね?答えは聞いてないッ!!」 「その命、神に返しなさい。」 ビシッとポーズを決める電王の横で、イクサが銃を構えて静かにつぶやく。
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