一章

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夢で聞こえた声は頭に直接流れてきているようで、夢なのになぜか緊張感を与えられた。 内容はあまり覚えていないが、はっきりと覚えている言葉があった。 【この力をどのように使うかはお前次第だ】 「力…ねぇ…」 手を裏返したりしてみたり身体を見てみるが特に異変はない。 この場合魔法が使えるようになってたりすごい怪力になっていたり、ってのがお決まりだろう。 「やっぱりただの夢か」 俺は何を考えているんだと苦笑いをしてから時計を見た。 「やばっ」 7時5分。 ゆっくりしすぎたので急いで寮をでて学校に向かった。  
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