やって来た王道転校生

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「俺は桜月華乃です・・よろしくしないけどよろしく」ニコッ そう言って愛想笑いを浮かべる 「あっあぁ//・・・えぇえ!?よろしくしないけどって何!?そこはよろしくじゃないの!?」 納得しかけた千里だったがすぐに鋭いツッコミをする 「嫌ですよ、俺は面倒事は嫌いなんです!それとどうでもいいけど口調、戻ってますよ」 心底嫌そうにする華乃に少し呆れた様子だった千里も華乃の言葉の意味を理解して焦りだした ー口調が戻ってるー? 「っ違!今のはその・・・」 やってしまったという表情で慌てる千里を見て この秘密をどう利用しようか? などと華乃は考えていた ん?そういえば玖爛って名字・・確かこの学園の理事長と同じじゃないか? 珍しい名字だから間違いないだろう なるほど・・理事長の血縁関係か なら、この秘密はもしもの時に理事長を脅すのに使うとしよう! 「別に誰にも言いませんよ」 と華乃は言った フフフ、今はね その表情は何か企んでるようで千里は心配になったがせっかく秘密にしてくれると言っているのだ 信じることにした 東「・・じゃあ時間きたからHR終わるぞー」 そう言って東が教室をでたと同時にクラスメイト達は席を離れだした そんな中、華乃はこれからどう千里と関わらないようにしていこうか頭を悩ませていた
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