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ジジジジジ････バチッバチッ
クアンタの中のヴェーダの小型ターミナルは悲鳴をあげていた。
エルスとの対話で情報を受けとめきれない刹那に代わりティエリアがヴェーダからバックアップした｡が､小型ターミナルではエルスからの情報を処理するため機能が本家ヴェーダよりもかなり劣る｡
さらにすぐつくらなけらばいけなかった小型ターミナルは簡易式のため壊れやすかった｡
ここはもうヴェーダとの通信範囲を越えているためティエリアは小型ターミナルからヴェーダ本体に移動することはできなかった｡
「刹･････｡」
ノイズに邪魔されて言葉がききとれない｡
壊れかけのターミナルに刹那がアクセスする方法もあったが､それは刹那の意識を崩壊させる可能性もあった｡
ヴェーダのノイズは普通のそれとは違いただバチバチいっているだけではなくそれ自体に情報が入っている｡
ノイズ情報は壊れていたり質の悪いものなので脳に影響がでるとティエリアがやめさせた｡
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