徒らに過ぎる日
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だが広すぎる部屋は逆に嫌がる客もいる。 その部屋は真ん中にシャッターの様な壁が電動で上げ下げできるようになっている。 清弥はすぐに壁を下ろし、部屋を二分割した。 それぞれ20人くらいは入れるので充分だろう。 清弥は受付を終えた客に片方のVIPルームへ案内した。
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