或いは、傷痕。

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帰ってからまず風呂へ連れて行かれた。 乱暴さなんてなかった。 風呂ぐらい1人で入れると言うと、そうかと言って出て行った。風呂から上がると脱衣場にタオルを持つ恭也が立っていた。 舎弟たちには、 「俺らがしますんで!頭が濡れることないんで!」 と慌てられていたが、威嚇ににた怒声に舎弟もスゴスゴ出て行った。 そのまま着物を着せられ手を引かれて恭也の部屋に連れて行かれた。
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