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○月×日
今日も晴れ。
今日の恭也さんは機嫌がいい。
理由は検討はつく。
ーーーーーー
「これ、浮田さんにも」
「…よろしいのですか?」
「口に合うかわかりませんが」
「ありがとうございます。大切に食べます」
「はは、お粗末様です」
玄関、恭也のお供の途中、浮田は偲に弁当を渡された。
あの日から偲はきちんと弁当を作ってくれていた。
恭也はいつもその弁当をニヤニヤしながら食べているのを浮田は見ていた。
もし恭也にバレたら面倒だと、鞄に弁当をしまう。
浮田 世志
27歳。
神鬼組若頭。
これはそんな彼の陰鬱な物語である。
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