若頭 浮田の憂鬱

19/24

2808人が本棚に入れています
本棚に追加
/187ページ
「…神鬼組総長たるあなたが、海まできてはしゃぎ倒すなど本当は許し難い行為なんですがね」 「う、浮田さん、黒いオーラでてますよ」 「そーですか、あなた達がそうやって宣戦布告するのであれば」 浮田はメガネをくいっと直す。 「買ってやりますよ!!」 浮田の猛ダッシュ。 そのままはしゃぐ恭也と椿の所へ突っ込み、2人に海水を浴びせかける。 「逃げないで下さい!」 「馬鹿たれ!誰に水ぶっかけてんだ!」 偲も、笑って見ていると恭也に腕を引っ張られる。 「偲!」 「ちょっと!」
/187ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2808人が本棚に入れています
本棚に追加