でも、何だかんだで

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てけてけと 彼のいるスタジオへ足を運ぶ。 「しつれーしまーす…」 周りに迷惑にならないよう 極力静かにスタジオにお邪魔する 「まだ、かなぁ」 キョロキョロと辺りを見回せば スタジオにある椅子に腰掛けて 腕を組んで眠る彼がいた。 「寝てる…?」 鄭々としてみるものの 彼は無反応。 余程爆睡しているようだった。 「疲れてるんだろうなぁ…」 ぷにぷにと頬を突っついても やはり起きる様子はなくて。 日頃のストレスや疲れが 此処でどっと出てきたのだと そう思わされた。 .
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