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美里は6つも年上なのが嘘のように可愛らしく呟いた。
『そっか、俺達お互いにおんなじ事思ってたのか…』
『でも…ホントに?嘘じゃない?』
『んな訳ねーじゃん』
もう一度、公平は美里に軽くキスした。
『あたし、年上だよ、タイプちがうんじゃない?』
『うん、違う、俺若いコが好き』
ガクッ…(-_-)
やっぱり…これは遊びだ…悪い冗談だ…いや、今の私にとっては悪くない…冗談でもいい…もう少し…
『でも、気が付いたら好きになってたんだよなぁ~…』
んん~どっちやねん!
『何か木村っちといるとさぁ~何というか…安心するというか…癒されるんだよね、木村っちが辞めてからやっと気が付いた。一緒にいたいんだ』
夢じゃないんだ、現実なんだ。
美里の胸はうれしさで爆発しそうだった。
彼女はきっと若い女の子達より純粋かもしれない。
『こんなことって…あるんだ…』
『うん………あたしもマジでびっくりしてる』
『じゃあ………、このまま俺んち来ちゃったりなんかする?』
『ウン♪♪…とりあえずトイレ貸して!!』
『( ̄▽ ̄;)』
今年は良い年になりそうだ。
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