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死ぬ!!
そう思ったとき、今までのことが走馬灯のように脳裏に写し出された
もっと妹を可愛がれば良かったな
親孝行、何にもできなかったなぁ
クラスの連中ともっと話したかったな
テルのこともう少し知りたかったな
好きな子の1人でも作っとけば良かったなぁ
どうせ1度キリの人生、もっと思いっきり楽しめば良かった…
まるで死ぬ前に神が懺悔の時間を与えてくれているかの様に、全てのモノがスローモーションで見えて
永遠に終わることの無いように思えた
しかし、その時は遂にきた
ガンッ!!!
とても鈍く低い音だった
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