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確かに不可解だ…
オレをトラックから阻んでいたのは何だ?
いくら思い出そうとしても答えは同じ“ショルダーバッグ”だった
「あまり煮詰まってないで家に帰って休んだらどうだ?
病院側にとって、外傷の無いお前は“良い客”だからな」
「んだよ、まるで骨の一本でも折ってろみたいな言い草だな」
いつものようにヘッドフォンを人差し指で軽く叩くと、テルは病室から出て行った
残されたオレ達も身支度をして部屋を出た
その夜は何事もなかったかのように経過した
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