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時間という一本の道の途中に僕は生まれた
創造され、そして朽ちる
『死』という、予め定められた到達点に向かってただひたすら直線的に歩くことに何の意味がある
答えがわからないまま僕は歩き出す
一寸先も見えないが、ゴールだけが見えている
やがて僕は立ち止まり、生と死の意味を考える
なぜ自分は生まれたのだろう
なぜ自分は死んでしまうのだろうか
僕は思考の海に沈み、もがき苦しみ、いずれ日の光もわすれてしまう
世界は灰色だ
空も大地も人間も、僕には灰色に見える
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