2人が本棚に入れています
本棚に追加
「でも全然心当たりがないから、どうしていいか解らなくて…」
「なんか、ホラーみたいだね」
「美少女意外に興味なし」
何時の間にか蘇生していた黄瀬が開いてる椅子に座る
お前は空気を読めっ!
「でも、すっごく可愛かったわよ
顔も整ってたし、髪も長くて綺麗な黒だったし」
「「マジで!?」」
気付くとオレは黄瀬と同じく身を乗り出していた
くっ、不覚!!
「お前ら、醜いぞ…」
クールに言い放つテル
「とりあえず、今日のところはデータ不足だ
また後日ということで、この件は保留にしないか?」
橙野さんもヒルダさんも、言動からしてその時のことを悔やんでいるのは明白だ
テルは、これ以上の詮索は彼女達にとって苦痛にしかならないと判断したんだろう
「お前はいつも良いところを持っていくな」
「え?聞こえない」
「はいはい」
一連の遣り取りを終えると、丁度良く5限目の予備鈴が教室に鳴り響いた
最初のコメントを投稿しよう!