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はい、どうも主人公を務める千歳岬です。
今回は遡ること数十日前、つまり夏休みの話をしようと思う。
というわけで八月一日日曜日。
誰もが知っている猛暑をエアコンがない部屋でぐったりと、死んだ犬の様にうつ伏せで床に直に寝転んでいた。
僕の上には玉が重なる様に寝転んでいた、いや寝っぱっていた。
暑さの原因は玉のせいか。というかまな板…やべっロリ気持ち、じゃなくて、
岬「玉、頼むから下りてくれ…」
玉「嫌です」
一言で片付けられてしまった。
岬「暑い、熱い、アツい、本当に下りてください」
玉「嫌です、エアコン買ってくれるまで下りないです」
いや、だから前も言ったかどうかはわからないけれど、エアコンを買うお金がないんだよ。
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